ソードアート・オンライン? 第18話「森の家」

まさに楽しいMMOだった「キャリバー編」は3話で終わり、今回からは「マザーズ・ロザリオ編」であるようです。なかなかかっこよいタイトルで期待させられますね。こういう時、やっぱり原作未読だと良いものです。


さて、アップデートによって新生アインクラッドの21層から30層までが実装されることになったALO。これによりキリト、アスナ、ユイは、あの懐かしのログハウスに帰り着くのでした。22層へと向かうべく、いつも以上に奮闘するキリトたち。ボスのHPを削り切れないと見るや、前線に出て突っ込んでいくアスナの姿には、バーサクヒーラーの二つ名も納得でしたよ(そもそも、アスナが回復要因という配置自体がもったいない気もしますけどね)。


他のプレイヤーも一緒に戦っていましたが、彼らの中にもSAOの経験者や知り合いがいるのでしょうか? いさんで新生アインクラッドに向かうからには、それなりの率でいてもおかしくないと思うんですが。


そして22層へ。キリトたちにとっては懐かしの、リーファシノンにとっては初めての光景ですかね。当然のように一番乗りでログハウスを購入しますが、ユイが大きくなったのには一瞬驚いてしまいました。ああそうでした、最初はこのくらいの大きさだったんでした。ふむ、小さく飛び回っているイメージが固まっていましたね。


Bパートはのんびりとしつつも、新たなキャラ「絶剣」について語られます。卓越した技量を持ち、キリトやリーファをも打ち破ったプレイヤーだとか。キリトを正攻法で破った人間って、初めてじゃなかったでしょうか。これはすごい。SAOの敵役にしては珍しく、別段性格のいやらしいところはなさそうな雰囲気なので、これからどう絡んでくるのか楽しみです。とりあえずはアスナとの対決に注目。


今回見て感じたのは「久々にアスナが主役の話なのかも」ということでした。一応メインヒロインのはずですが、どうもここのところ存在感薄かったですからね。このマザーズ・ロザリオ編で、「SAOといえばアスナ」という座を取り戻せるでしょうか? 個人的に、彼女はどうも良い子すぎていまいちリアリティに欠ける印象があるのですが(別に嫌いではないです)、今回帰省した実家で作り笑いをしていたり、寝るときにネットに繋げずに嘆く姿は、ちょっと等身大の少女である彼女を見せてくれもしました。これからさらにキャラが深まるのも期待です。