ラストエグザイル-銀翼のファム- 第20話「triple rook」

「あれ、ソルーシュ生きてたの?」


これが今回ほとんどの視聴者が思ったことではないでしょうか。いやまあ、生きているのが悪いとは言いませんが、物語的には大いに白けたのは否めません。


まあそれはしょうがないので置いとくとしまして。いよいよ最終決戦。統合軍がルスキニア・サドリ軍に挑みます(カイヴァーンの姿が見えませんでしたが、第2艦隊が使えない状況で居場所なしなんですかね?)。


圧倒的破壊力を誇るグランエグザイルのビーム兵器ですが、ディーオは(勝手に)ミリアのエグザイルを起動させて防御。やむを得ないところはありましたが、貴重なエグザイルが盾になってしまったと思うともったいないかも。でも、むしろあんなものは全部消し去ったほうが世界のためには良いのかもですね。


あとはようやく最後に登場のアナトレー艦隊と、久々のソフィアさん。ここは素直に燃える流れかな。音楽も迫力を出してました。


実は作りかけ?のグランエグザイルは巨神兵のごとく、自らの攻撃で破壊されていきます。そこに突っ込んでいくファムたち。しかし、ルスキニアの妙な覇気のなさは引っかかるところです。開戦時の威勢の良さはどこにいったのか。それに前回も書いたことですが、万全を期すなら当然ミリアも拉致もしくは殺害しておくことができたはず。それをしていない時点でどこか手抜き感があります。


「自分が憎まれ役になって世界をまとめる」みたいなことでも考えているんですかね、この人は。