レ・ミゼラブル 少女コゼット 第25話「届かぬ思い」

ジャン・ヴァルジャンが視聴者の反感を買うようなことをしたのは初めてではないでしょうか。まあ別にジャンも悪意があったわけでもなく、ジャヴェールの脅威を感じてしまったためではあるのですが、結果的にコゼットとマリウスを遠ざけてしまう結果に。……いやまあ、もしかしたら喜んでいる視聴者も多いのかもしれませんが。


日傘を買ってあげたり、コゼットの恋と聞いて動揺したり、すっかり親バカなジャンであるのですが、いまだに自らの過去のことはコゼットに話していないのでしょうか? コゼットもジャンが警察を苦手としていることくらいは気づいているでしょうし、ある程度打ち明けても良い年齢になったと思うのですけどね(まだ14、5のはずなのですが、もう3つくらいは上に見える描写ですよねえ)。


マリウスとエポニーヌの落ち込みようが痛々しい。ガヴローシュが盗みに走っているのも悲しい。この暗いパリの世相を何とかしなければなりませんなあ。