アイドルマスター 第22話「聖夜の夜に」

いやあ、今回も良い話でした。しみじみ。サブタイトルで「夜」がかぶっているのはどうなんだという気もしますが、そこはそれとしまして。


961プロとの騒動も一段落ついて、活躍を続ける765プロのアイドルたち。忙しく充実した中にも、ちょっぴり寂しさを感じる春香は、クリスマスパーティにみんなを集めようと奮闘します。クリスマスだけあって、みんなスケジュールは厳しかったようですが、それでもちゃんと集まってくるのが絆の固さを感じられてほのぼのでした。


集合できるかやきもきさせておいて、集まったところでラストにするというのも一つの作り方としてあったかもしれませんが、集合は割とあっさりとすませ、全員の和気あいあいとしたパーティの様子を見せることに時間を割いたのは正解だったと思います。春香の感じるとおり、最近、個々の活躍は見られても、仕事以外でそろったシーンというのはあまりなかったですからね。


「全員が集まると華やかですね」


まさに。そして雪歩、誕生日おめでとう。でも、クリスマス(イブ)が誕生日だとプレゼントが一緒にされてしまうという悲劇がありそうです。なお、影でひたすら食べているハム蔵も微笑ましいところでした。


「少しずつ、色々なことが変わっていくことが前へ進むということかもしれない」
「でも、変わって欲しくないって思うものもあるわ」


さすが千早さん、綺麗にまとめてくれました。


さて、本作もいよいよラストが近づいて来ましたね。流れからすると、春香と美希がミュージカルの主役をめぐって火花を散らすようなことになりますか。春香はここまで他人のことには気を使っても自分の欲やライバル意識は薄い感じだったので、その辺が表に出てくるのか、楽しみです。


なお、今回の一言。


やよい「その日はサンタの格好をして色々なおうちにプレゼントを届けに行く予定で」


誰が考えたのか知りませんが、絶妙な配役。これは本人も訪問された方も楽しかったでしょうねえ。