アイドルマスター 第10話「みんなで、少しでも前へ」

「芸能人対抗大運動会」に出場の765プロ。フィールドの片隅にシートを敷いて、いかにも「つつましく参加してます」という感じでしたが、競技では順調にポイントを稼いでいきます。真、美希、響あたりは運動能力が高そうですからねえ。次いで貴音、(転ばない前提で)春香、意外と伊織あたりのようで。


ライバルとしてあらわれた「新幹少女」はのぞみ、ひかり、こだまとそのまんまの名前。やよいに足手まといとかひどいこと言ってましたが、悪役としてはちょっと弱いかなあ。第一、人気グループならうかつに敵を作るような行動しないほうが良いんじゃないかと、逆に心配になってしまいます。


と、そんなところでジュピターが登場。この男性ユニットの登場で原作ファンは大いに嘆いたと聞き及びますが、そこはそれ。彼らに罪はないので、もうちょっと歌を流してあげても良いんじゃないかと思いました(苦笑)。おまけに、ジュピターに対する765プロ面々の反応も非常に静か。中には一人くらいジュピターファンがいてもおかしくないと思うんですが、やはりそういうわけにはいきませんかね。


「優勝するのは我々と決まってるんだからな」


うそぶく新幹少女のプロデューサー。実際のとこ、こういう脚本ってのはどの程度あるものなんでしょう。しかしそれに対し、


「あんたんとこの事務所の親会社って、コダマコーポレーションだったわよね。そこの筆頭株主、どこだか知ってる?」


と、お金の力でねじ伏せてしまう伊織なのでした。正々堂々は良いですが、これじゃまるで悪役です。う〜ん、ここのシーンはちょっと余計だったような。「綺麗事じゃいかない」って部分もあるのでしょうが、それを今作で、しかも伊織に背負わせる必要があったのかと、いささか引っかかってしまうところではありました。


まあともあれ、優勝おめでとうです。次回予告は制服姿の春香が。個人的には彼女たちの学校生活がどんなものかも気になるんですが、さすがにそこまでは今作の範囲外ですかねえ。