アイドルマスター 第14話「変わりはじめた世界!」

季節は秋。初回と同じように自転車&電車で事務所まで出勤する春香ですが、変わったのは季節だけではありませんでした。転ばなくなった……のもそうですが、車内で人が多くなると眼鏡と帽子を装備の彼女。そう、765プロの人気が急上昇で、顔を隠さないといけなくなったんですね。いやあ、アイドルらしい。週刊誌とか駅の広告でも写真がズラリ。こういうのって、雪歩あたりだと恥ずかしがりそうだよなあ、と思ったりしますが、春香の思考だとやっぱり「嬉しい」ってことになるのですね。そこら辺はやっぱりアイドル向きの性格なのだと思うのですよ。


竜宮小町だけではなく、他のメンバーもそれぞれ自分に向いた仕事ができるようになってきたと。やよいのお料理番組というのも様になってますが、雪歩が舞台演劇というのは意外でしたね。ただ、彼女の性質上バラエティーとかで騒ぐのが得意とは思えず、舞台は似合っているのかも。


まあ、いくらなんでも前回からそれほど時間が経っていないのにそんな急に人気になるか? という疑問もないではないのですが、しかし現実でもアイドルというのは一気にブレイクしたりするので、一概にリアリティがないとも言えず。それに、作品構成上も、いつまでも売れないアイドル状態では変化が無いですからね。下積みを経て、こうして輝いている彼女たちを見られるのは、嬉しいことです。ただ、上がる時あれば下がる時あり。トップアイドルになれたとしても、その後が怖かったりもしますが、今はそこまで考えないほうが良いのでしょう。


しかし、そんな765プロに社長のライバルである黒井社長が宣戦布告。手駒であるジュピターを使って圧力をかけてくるのでした。ただまあ、ジュピターの面々は黒井社長にあることないこと吹きこまれていて、765プロのことを誤解してそうですけどね。これはあれですね、その内誤解が解けて仲間になるという、少年漫画的に燃える展開を期待して良いんですよね? そう考えると、ここはあえてジュピター推しで行ってみようかという気分になってしまう微妙な視聴者心理なのです。