2007年アニメを振り返る

飛びぬけた作品は無かった気がしますが、割と豊作だったような気がする今年でした。ということで私的ベスト5を発表。なお、対象は今年中に終了したTV作品ということで、放映中のものは除きます。


1位:DEATH NOTE
期待通りの見事な出来栄えで、原作を知っていても毎回楽しみでした。第2部が駆け足になり印象が薄くなってしまったのと、ラストの改変がやや納得いかなかったのが残念でしたが、第1部のLとの戦いは最高でした。25話(Lの死ぬ回)のオリジナル演出ははまってたと思いますね。


2位:ef - a tale of memories.
最近感想を書いたばかりなのであまり付け加えることもないのですが、美しい作画と演出は見ごたえ十分でした。物語も演出に負けない結構正統派な青春模様。事前の期待値を大きく上回る一品となってくれました。


3位:sola
連続して七尾奈留さん関連。今年は七尾さんづいていた感です。シナリオが久弥さんということでも注目していましたが、こちらも魅力的なストーリーと安定した作画、そして意外に迫力のアクションで魅せてくれました。ラストが寂しかったので、続編や別展開があっても良さそうなものですが、今のところは聞きませんねえ。


4位:らき☆すた
おそらく話題性で言えば今年一番だったんじゃないですかね。それほど知られていたわけでもなく、インパクトがあるとも思いにくかった原作を一気に著名にしてしまった京都アニメーションさんはさすがです。後半の実写EDはちょっと意味が分かりませんでしたが。まったり楽しめた上に、ラストもきっちりとしめてくれました。


5位:ナイトウィザード
シリーズファンである「なのは」と「ひぐらし」も捨てがたいんですが、どうも純粋な「面白さ」という点ではナイトウィザードのほうが上回っていた感。とにかく10年前くらいのアニメを思い起こさせるような正統派。王道とかベタとかいう言葉がぴったり来ますが、それが陳腐になっていません。やっぱりアニメというのは作り方しだいだなと感じさせられました。


最終回特別賞:ヒロイック・エイジ
作品全体としての評価は「良作」くらいになりますが、最終回は出色でした。感動。


映画:秒速5センチメートルヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
どっちもすごすぎて甲乙つけられません。


あと名前の出てない作品では、「ひだまりスケッチ」「レ・ミゼラブル 少女コゼット」が良かったです。う〜ん、コゼットをベストに入れるべきだったろうか……。巷では「瀬戸の花嫁」や「みなみけ」が人気のようですねえ。両方とも見てないや……。しまった。