ひぐらしのなく頃に解 第23話「祭囃し編 其の拾「血戦」」

山狗が弱すぎる(ように見える)のはいただけませんでした。この辺は澪尽し編でもあまり変わらないところだと思いますが、ゲームでも感じたことが、アニメになったことで増幅されてしまったのは残念でした。それでもプロの部隊なんでしょうか。やられるにしても、それを納得させてくれるような緊迫感と絵がほしかったですね。


ただ、一方で葛西さんの活躍は見ものでした。皆殺し編で忘れられたかのようだったので心配しましたが、ここに来てこれだけの見せ場があるとは! 詩音の「あんたって人は……」という口調も、まるで母親譲りなのが面白かったです。


その詩音は悟史君と「再会」。しかし「なぜ隠していたのか」と怒るシーンはありませんでしたね。祭囃し編ではもともと無いのか、それとも省略されたのか。でも、今まで求めに求めてきた悟史の存在を、入江は知っていながら隠していたわけですから、怒った方が自然なような気もします。


気づけば23話。なんだかずっと続くかのように思えるひぐらしも、もうラストが近いんですね。ちょっと寂しい気分です。