ひぐらしのなく頃に解 第19話「祭囃し編 其の六「幕開け」」

さて、ついに、いよいよ、本格的な最終編の開幕となりました。やっぱりこのメンバーがこの昭和58年6月で躍動していないとどうしても面白みに欠けますからね。待ってましたよ。


今回は新たな仲間が学校に加わりました。……って、本当に脈絡なく実体化しているんですね、羽入。澪尽し編では、実体化には多大な力を消費するので長くは持たない的設定がありましたが、この世界ではそうした説明は今のところ無し。となると、「何で今までやらなかったのか?」という疑問が出てきてしまうところではあります。まあ、部活に混じってあうあう言っている羽入が見事に可愛らしかったので良いとしますか。100年見てきても、トランプの種類は覚えられていなかったようで。


そして鷹野さんと富竹さん登場。もうこの人たちも何回登場しているんだか分かりませんな。梨花皆殺し編の記憶を持っていないというのは、事前に知ってはいましたがやっぱりがっくりでしたね。一体皆殺し編はなんだったのかと思えてしまいます。その点は、記憶継承のあった澪尽し編のほうが自然な流れだと感じました。その「自然」をあえて回避したところに、もしかしたら竜騎士07さんの狙いがあったのかもしれませんが、やっぱり視聴者として物足りないですから。しかし良く考えると、梨花も羽入も覚えていなかったというのは、過去数回の描写とやや矛盾しているような。う〜ん……? あれはイメージ映像ということでしょうか。


最後、黒幕と思われた鷹野さんですら、操られていたということを示唆するCパートで幕。2クール目から入れられたCパートですが、毎回良い切れ味です。