偽物語 第4話「かれんビー 其ノ肆」

4話にして、髪を切ってイメチェンを果たした羽川翼の登場です。ますます可愛らしくなってしまって、ひたぎが彼女の「告っちゃうぞ」を恐れるのも納得というもの。


さて、本筋ですが、おまじない事件の首謀者と目された貝木に対し、正面からぶつかっていった火憐は返り討ちにあい、「囲い火蜂」を移されてしまいました。


「正義の第一条件は正しいことじゃない。強いことだ。だから正義は必ず勝つんだ」


う〜ん、無茶を言っているようで、結構含蓄のある言葉です。これまで色んな怪異を乗り越えてきただけのことはある。いや、もしかしたらそれ以前から、暦はそういう性格であり、考え方であったのかもしれません。


Bパートはひたすら羽川と忍との会話が続きます。……あれ、忍が喋ったのってアニメでは初めてでしたっけ? まあそれはさておき、この辺はさすがにセリフばかりでつらい部分もありました。特に忍との会話は。アニメにお風呂シーンは多々ありますが、これだけ長々としゃべっているお風呂は初めてかもしれません。月火が怒って呼びに来るわけですよ。作る方も、構図に変化をつけようと色々苦労されてるんだろうなあ、と思ってしまいました。


忍の声優は坂本真綾さんということで。今作に続いて「天空のエスカフローネ」(再放送)を見たので、16年の時を超えた坂本さんづくしという感じでした。エスカフローネの時16歳だったということに驚きです。