閃光のナイトレイド 第11話「闇の探索」

葛の陸軍学校時代、ということで1925年キター。もう僕にとっては、この年は「大正野球娘の年」としてインプットされてしまっておりますよ。いや、だからなんだということはないのですが……。そして石原莞爾。世界最終戦争論は有名ですが、今作でキーワードになるとは思ってませんでした。


先に次回予告に飛んでしまいますが、やはり勲は「預言者」静音と知り合いであったようです。となると、あの原爆の光景も、未来の知識も彼女から入手したものと見るのが妥当でしょう。しかしなぜ静音は彼にそんなことを教えたのか? なにか理由がありそうです。


そして、その知識を元に原爆の製造に取り掛かっているらしい勲でした。以前書きましたが、さすがにまだ開発は出来ていなかったようで、リットン達に見せたのはやはり幻覚だったようです。本格的に製造を目指し、自信ありげではありますが、たかだか独立武装勢力の設備と知識で本当に成功するのか、疑わしいところではありますね。


勲を救い出した葛に「なぜだ、葛!」と叫ぶ葵。しかし、それを言うならば葵こそ、今、何のために桜井機関にいるのでしょうか。静音に「ふられた」ことで葵も自分を見失っている、そんな気もします。


まだ色々話は膨らみそうですが、いつの間にやら残り話数も少なく、さて、どういった結末を迎えますでしょうか。