星野監督にWBC代表監督要請

いや、これはダメでしょう。今回の惨敗を見れば、もう星野さんには任せられません。全てが監督の責任とは言いません。打者の不調やストライクゾーンの問題もあったでしょう。でもそれらを差し引いても、星野さんの短期決戦の弱さ、采配の問題点は明白になったはず。これを許すほど日本の野球ファンは甘くありませんよ、さすがに。そもそも、星野さん自身、もうやりたくないでしょう。


さてそうすると、誰を監督にするかですが、ZAKZAKの記事にあるように、一長一短。


王監督がベストなのかもしれませんが、体調面の不安と、若返っていないというのがネックです。見てみたいのは野村監督ですね。こちらも高齢不安はありますが、本人も著書で「なぜ自分に代表監督の話が来ないのか。自信はある」と堂々書いて意欲を見せているだけに、期待できます。ノムさんの「弱者の戦術」がメジャーも含めたオールスターチームにマッチするのかやや不安もありますが、そういうところも含めて興味深いチームができそう。


他の候補では、中日を強豪軍団に引き上げた落合監督も良いですが、個人的に一押しなのは元ヤクルト監督の若松さんです。7年間で1度とはいえ日本一経験もありますし、人望もありそう。良いコーチ陣をそろえれば戦えそうです。ただ、日本代表のようなプレッシャーに対応できるか。そこは未知数ですけどね。


いずれにしても、コーチ陣をそろえる、こっちも大事。野球界全体で「勝てるチーム」を作る機運がなければなりません。スポンサーの受けとかなんとか以前に、勝たないことには話になりませんからね。WBCという大舞台だったら、どんなに監督が地味でも皆注目しますから、「知名度」という要素は外して選んでほしいです。