魔法少女リリカルなのはA’s 第8話「悲しい決意、勇気の選択なの」

悪化するはやての病状を受けて闇の書完成に疾駆するヴォルケンリッターですが、「何か大事なことを忘れている」と惑うヴィータ。それはユーノが語った、主の定めのことなのでしょうか。となると守護者である彼女達の記憶も何らかの書き換えがなされているということになりますが……。第6話で一つの方向性が定まったかと思いきや、すぐにその前提をゆるがすような新事実が現れ、物語はさらに切なく重く展開していきそうな予感です。
なのはやフェイトの所在がヴォルケンリッター側に分かってしまいましたが、考えてみれば、なのはたちはそれで不利になることは特に無いのですね。逆にヴォルケンリッターの方は見つかるわけにはいかない。厳しいところです。いきなり自宅に遊びに来られなかっただけ幸運だったと言えましょうか。
次回タイトルは「クリスマス・イブ」。この単語でこれだけ悲壮感を感じさせるパターンも珍しいかもしれません。果たして、彼女たちに訪れるのはどんな聖夜か。アイキャッチが実に平和で微笑ましいのが、何とも言えない気持ちになります。



……それにしても、完全にはやて側が主役状態ですねえ。