魔法少女リリカルなのは 第8話「それは大いなる危機なの?」

クロノ君は艦長の弟ではなくて息子さんでしたか。なのはの家族といい、親の年齢が判然としない作品ではあります。さて、時空管理局に「民間人の問題ではない」ということで手を引くように言われたなのは達ですが、これは結構斬新な言葉に聞こえました。魔法少女ってよく考えると私的行動ですよねえ。大きな問題となればそれなりの公的組織が関与するのは当然な理屈ですか。結局彼らへの協力を申し出るなのはですが、こそこそ家を抜け出したりするような展開でなく、母親への説明と別れもしっかりと済ませるあたりは好感が持てました(しかし、魔法抜きでどう説明したんでしょう?)。もちろんこの辺はフェイトとの家庭環境の差を示す効果もあるのでしょう。ただ、そのフェイトにも親身になって心配をしてくれるアルフがいるわけで、完全な孤独では無いというのは見ているほうにとっても救いになります。相変わらず良いつくりの作品だなあと思うことしきりでした。