いまさらながらの夏アニメ終了感想

新アニメの前に書いておかないと。リゼロは先日書いたのでそれ以外で。



○プリズマ☆イリヤ ドライ!!
エインズワース家との戦い編。このあたりから原作追いかけてなかったので新鮮でしたが、シリアス成分が強くなってしまって、初期のギャグの切れが好きだったものとしてはちょっと残念だったりもする。もっとも、イリヤぬいぐるみ回は弾けてましたけどね。


しかしこのペースでは話が終わらないだろうと思っていたら、私達の戦いはこれからだ! とばかりに劇場版とは。よもやプリヤがここまで続く作品になるとはねえ。感慨深いような不思議なような。無印の頃はアニメとしての出来栄えはさほど良いとは思わなかったのですが、回を重ねるごとにアニメとしても優れてきていると感じます。


マクロスΔ
ワルキューレの歌とキャラが良かった! けど、お話としてはもうちょっと面白くできたんじゃないかと残念。ミラージュの存在感がいまいち薄かったので、無理に三角関係にしなくても良かったんじゃないかというのもありますが、それはそれとして、どうも世界観の全体像が見えにくかったきらいがあります。ウインダミアが宣戦布告をして、新統合政府と戦っているはずなのに、民間企業であるケイオスのΔ小隊ばかりが目立っているので、変な感じはしてしまいましたね。


でも、フレイアかわいいし(カナメさんも良いが)、ハヤテも嫌味のない主人公だったので、結ばれて良かったです。あと、商人のベルガー・ストーンが普通に生き残ったのは評価。あの手のキャラはなんとなく最後に殺されちゃいがちですからね。


機動戦士ガンダムUC
ラプラスの箱の正体を知らずに(うまくネタバレ回避して)見ていたので、「そう来たか」と唸らされました。あれだけ引っ張ってつまらない結論だったらがっくりですが、削られた条文というのは十分納得の設定です。もっとも、わざわざ宇宙時代の新人類なんて夢見がちな条文を入れるとは、当時の政府に一体どのようなやり取りがあったのやらと思ってしまいますけどね。


バナージとミネバはそれからどうしたのでしょう。ガンダム歴史的にはその後姿を見せないということになっちゃうそうですが……。本作が後付けなのでしょうがないと言えばしょうがないのですが、ちと寂しい話ですね。それと、リディが脚本の都合で悪役に回された感があってちと不憫。まあ、生き残れたので良しとしますかねえ。


NEW GAME!
まんがタイムきらら原作で、どうせ女の子たちがキャッキャウフフするような話でしょ、と思って軽視していたのですが、まったくその通りなのに面白かった。すごいもんです。現実よりは明るく書いているんでしょうが、ゲーム制作会社でのお仕事ものとしても楽しく見られました。最終回、コウと青葉のやり取りは感動的でした。


あえて言えば、いくらなんでも男キャラ排除しすぎじゃないかなと。部内にいないのはともかく、他にも社内に見当たらないし、ゲームの購入に並んでいるのも女性ばかりというのはさすがに不自然で、「男はそんなにいらない存在なのかよ」と言いたくもなっちゃいました。


Rewrite
まさかの全滅エンドで2周目へ、ですか。この終わり方にはびっくり。


最初は退屈でしたが、ガイアとガーディアンの対立軸がはっきりして、さらに「かがりちゃん」がボケ始めてから面白くなりました。もっとも、長大な原作をまとめるのに相当苦労したであろうことと、作画が弱かったことは弱点でした。これは原作に手を出したほうが良いのですかねえ。時間が取れないですが……。