新アニメいくつか

前回書いたように、今期は期待作が多いです。チェックしきれないで悲鳴ものですが、さて。


○「Rewrite
原作未プレイのKEY作品。変な(会話と常識が微妙に通じないような)女の子がたくさん出てくるのはもはや様式美。見ていて頭がくらくらしてくるのは年をとったから……ではなく、昔kanonをプレイした時も似たようなものでした。その最初の抵抗感さえ乗り切って世界に浸ってしまえば感動できるのですが、果たしてそこまでいけますか。アニメの出来としては、主人公の独り言が多すぎるのが気にかかります。もうちょっと絵で説明できると思いますが。


○「planetarian
key作品その2。こちらは随分と昔になりますが、たしかキネティックノベルなるジャンルでダウンロード発売されたんですよね。僕も購入プレイしましたが、当時のパスコードを紛失したので今となってはプレイ不可に。内容も適度に忘れております。


で、本作はテレビではなく配信専門。今後はこういう形態も増えていくんでしょうか。とりあえずAmazonで視聴しました。おお、予想以上に出来が良い。配信の短編ということで手抜きを危惧しておりましたが、普通にクオリティ高くてこれは期待できますね。Rewriteは脱落の恐れなきにしもあらずですが、これは継続できるでしょう。何より、人間だと違和感あるヒロインの性格を、ロボットだからという理由付けで正当化できるのが大きい。……それにしても、シナリオの涼元悠一さん、最近はなにしてるんですかねえ。


○「NEW GAME!
原作未読。「今日も一日がんばるぞい!」しか知らない多くの視聴者の一員です。もっとも、原作読者によると上記セリフは一度出てくるだけなのになぜか有名になってしまったらしい。ふむ。


ゲーム会社に就職した涼風青葉(18)とその同僚たちのほのぼの社会人ストーリーですかね? 社員が若い女性ばかりなのが、さすがに無理がある感は否めませんが、そこは目をつぶるべきなのか。現実に基づいた部分もあるのでしょうが、SHIROBAKOよりもファンタジー成分が強めという認識で良さそうです。ファンタジーでも初日から21時上がりというのが辛い。


動画工房で「未確認で進行形」のスタッフなのでアニメの出来は期待できますが、原作力がどのくらいなのかが、ちと気になるところですかね。