日本ハム・斎藤「ポルシェおねだり」「女子アナとの合コン自慢」に怒りの声(東スポweb)
なんというかまあ、がっくりとする話ですねえ。別段法律に触れるとかそういうわけではないでしょうが、プロ野球選手たるもの、ポルシェくらい他人にねだらず、自分で稼いで買うくらいの気概でないと。記事中にもありますが、そんなことしてられる成績なのかと言いたくもなります。
フォローするならば、肩の故障を乗り越えて一軍で投げている野球での努力は認めますが、やっぱりかっこ悪い話ですよ。そもそも、年俸2000万円以上あるのですから、ポルシェくらい買えるのでは?
ただこの話、どっちかというとより問題なのは提供したベースボール・マガジン社長のほうです。タニマチだか大学の先輩だか知りませんが、一体どういう感覚で選手を見ているのでしょうか。週刊ベースボールは12球団各選手をひいきせずに扱うというのが建前であり理念であるべきはず。それを社長自らが一選手に便宜を図っているのですから、何をか言わんや。
週刊ベースボール誌は時々購入・大抵は立ち読みというくらいの読者ですが、これではますます購入意欲はなくなっていきます。だいたい、内容が薄いですよね。セイバーメトリクスなんてほとんど取り上げられませんし。世の中にまだまだ野球ファンは多く、レベルの高い内容ならばもっと売れるでしょうに、自らそのチャンスを手放していく。嘆かわしいことです。
もっとも、もし週刊ベースボールが廃刊になったら、そのすきを突いて新規な野球週刊誌が出てくる可能性も考えられます。週ベの改革に期待するよりも、そちらのほうが野球ファンによっては良いかもしれませんね(まあ、何も出てこない可能性のほうが高いというのが怖いところですが)。