リゼロ以外の今期アニメ

気づいたらリゼロのことしか書いてないなあと思ったので、他諸々について。



甲鉄城のカバネリ
進撃の巨人とゾンビものを合わせた上に和風スチームパンクにしてみましたという独特の合わせ技世界観もさることながら、その恐るべき作画演出クオリティで目が離せない一作。これは劇場版ですかと言いたくなります。ことに、2話の無名のアクションシーンには驚嘆でした。知的で熱い主人公に、カラっとしつつも配慮のない無名というキャラ配置もグッド。すごすぎて採算がとれるのか見ている方が心配になってしまうほどですが、それはそれとして、せっかく良い物を放映してくれるなら、存分に楽しみたい所存です。



マクロスΔ
マクロスですよ、マクロス。何が驚いたって、フロンティアからすでに8年過ぎ去っているという事実でしょうか。まだこの前だという感じだったのにねえ。


さて、マクロスといえば三角関係であり可変戦闘機であり歌でありますが、それがマンネリにならないかどうかというのは現時点でも気にかかるところ。とはいえ、フレイアは可愛いですし、平均寿命が短いとか、ウィンダミア王国との戦争とか、色々盛り上がってくるのはさすがです。歌で戦ったりワクチンだったりするワルキューレのトンデモ設定も「マクロスだから」で許せてしまうのはすごい。ミラージュはまだ全然目立たないですが、この後どうやって三角関係になるのでしょうかねえ……。



ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない
鉄板のジョジョです。とはいえ、実は4部以降は原作をほとんど読んでいません。明確な理由はありませんが、3部までのジョジョが歴史ドラマ、ロードムービー的な要素を多く含んでいたのに対して、今作からはスタンド同士のバトルという要素ばかりが強くなったことに対してちょっと違和感があったのかもしれません。でも、原作未読なのはアニメを見る上では楽しみでもありますね。



ジョーカー・ゲーム
今期のダークホース。原作が小説ということで、骨太かつ見応えのあるストーリーが楽しめます。渋い大人のストーリーですね。作画も力入っていて、昭和初期の時代風俗の描写がそれだけで楽しめます。ただ、顔の区別がなかなかつかないのが難点か……。


あとは一種の再放送であるガンダムUCも含めて週6本かあ。野球シーズンであることも合わせればこのくらいで限界ですが、今期は久々に豊作感があり、嬉しいことです。