少女たちは荒野を目指す 第2話「これもひとつの青い春」

う〜ん、2話まで見てみましたが、やっぱりちょっと合わないかも。仲間がポンポンと集まるご都合主義に目をつぶれば、アニメの出来自体は別段悪くないんですが、現状の大きな問題点は2つ。


まず第一に、前回も書きましたが、今時「美少女ゲームで富と名声」に説得力が感じられないこと。僕は素人なのであまり大きなことは言えませんが(それこそ今作のライターさんのほうが詳しいでしょうし)、相当厳しい世界であるのは間違いないでしょう。それでも面白い作品を生み出してくれるクリエイターさんには感謝しますが、もうちょっとリスクも考えたほうが良いよと老婆心な忠告をしたくなってしまいます。いやまあ、黒田さんは覚悟を決めまくっているので良いのですが、今のところ主人公は流されてるだけですしね。


もう一つは、高校生が部活で美少女ゲーム作ってちゃ駄目だろという倫理面。これは俺妹のアニメの時にも書いた気がしますが、やっぱそこは一線を引いておかないといけないと思うのですよ。気にしない人も多いのかもしれませんが、僕は気にする(こういう点では結構保守的なのかもなあ、自分)。せめて大学サークルだったらOKだったのですが。


このあたり、制作側がまったく考えていないとも思えませんし、物語が進むに連れて触れられるのかもしれませんが、そこまで待つほどの気力もないので、ここらでお別れしようと思います。