アイドルマスター シンデレラガールズ 第15話「When the spell is broken...」

おお、新OPだ。シンデレラ候補たちが見上げるお城は346プロダクション。もしかして御城=ミシロなんでしょうか(いまさら)。みんな綺麗でしたが、特に卯月のダンスシーンは素晴らしい。さすがのヒロインでした。ただ、バックが白っぽかったのが、ちょっと寂しいというか眩しい。どういうステージなのやら。


さて、全プロジェクト白紙化という美城常務の突然の宣告。その狙いはアイドルプロジェクトの統合による効率化のようです。背景にどれだけの認識と現状理解があったのかはまだ明らかではありませんが、まあ、アイドル多すぎ感は確かにありますからね、346プロは。それぞれそれなりの費用をかけている訳で、学校や託児所ではあるまいし、もっと厳選しろという感覚は分からないでもありません。なので問題は、企業の論理に対抗出来るだけの別案を打ち出せるかどうか。もちろんそれは、現状のシンデラレラプロジェクトの延長線上にあるのでなければ意味が無い。プロデューサーもなかなかの難問を抱えてしまいました。


そんな中、残っていたライブの仕事をこなすニュージェネレーションズ。ステージは上手くいったようで、彼女たちの成長を感じられるところでしたが、今回の主役は高垣楓でした。1話の冒頭から、346プロのトップアイドルとして存在感をそこはかとなく見せていた楓ですが、ここで本格的な活躍。最初のイベント会場を大事にし、「ファンと一緒に階段を登りたい」という彼女の姿勢は、ニュージェネレーションズに影響を与えるのみならず、美城常務の考えを揺るがすことになるのでしょうか?


個人的には、美城常務の方針も必ずしも間違っているとも思えないだけに(でも性急すぎて反発を受けるのはやり方としてよろしくないよなあ)、簡単に悪者にしてひっくり返してもらいたくもないのですが、どうなることやら。でも、シンデレラ・ストーリーの立ち位置的には「意地悪な継母」役っぽいですよねえ。


あと、「ちょっと行ってくる」と直ぐに頭に血が上って行動しちゃう未央の本質は変わっていなくて逆にホッとしました。もうそれはそれで良し、と。