魔法少女リリカルなのはViVid 第4話「ブランニュー・ハート」

ヴィヴィオたちはテストも無事に優等生で通り、旅行という名の強化合宿へ。単に旅行でも良いのに、わざわざ訓練を入れるあたりが真面目というか、血は繋がっていなくても確実に母親の性格を受け継いでいますなあ。なのはも小学生なのに毎日ハードな魔法自主トレをしてましたし。いやまて、ヴィヴィオの場合は元となったオリヴィエも真面目で優秀そうでしたから、そっちからの影響と見るほうが合理的かも。いずれにしても似たもの親子ではあります。それにしても、小学生とはいえ、平均90超えとかオール100とか、みなさん優秀すぎでしょ。


そしてルーテシアも登場。原作読んだ時にある種衝撃的だったほどに変化をとげていた彼女。これが元々の性格だったと言われましても、「そうですか」と納得して良いのか迷う元気さと明るさです。今になってStrikersのOPを見直すと、ナンバーズの皆さん含めて別人状態ですな。まあ、みんな幸せそうで何よりなのですが。本編では無印もA'sもStrikersも結構世界的危機と向き合ってきましたから、今作の何もおこらなさ加減はほっとしますね。もっとも、新規で見ている人にとっては退屈に映ってしまうかもしれませんが……(でも、今作でなのは初見な人は割合少なそうだなあ)。


で、旅行先でやることといえば、川での水切り訓練。もう、今回だけ見るともはや魔法の魔の字も無いレベルですね。タイトルは格闘少女ヴィヴィオで良いじゃないかと思ってしまいます。そもそも魔法少女のはずが魔砲少女をやってきた過去から、ここでまた格闘スポーツものに切り替えるという大胆さは嫌いではありませんが。


ヴィヴィオとアインハルトの交流は心温まりますが、大人組ではフェイトがバテてたのがちょっと印象的でした。フェイトって今まで、疲れてへたり込むような姿を見せたことがなかったような気がして。それだけ彼女も変わっていったということなんでしょう。


余談ですが、今回移動に使っていたのは普通に自動車でした。フェイトが無難に運転してましたが、なのはは免許あるんでしょうか? いや、免許がどうこうというより、あの魔法科学世界で、なぜ現代地球文明と同レベルの人力運転をしなければならないのでしょうか。そのうえ車輪方式で、一昔前の未来予想自動車のように宙に浮いてもいないですしねえ。相変わらずミッドチルダの世界観は謎です。


世界観といえば、ぱっと見る限りミッドチルダとかアースラの職員には黒人というか、有色人種が見当たらないですよね(なのはは有色人種ってことになりましょうが)。このへんもどうなんだろうと、実はStrikersの頃からちょっと気になっております。まあ、声高に主張するほどのものでもありませんが。