魔法少女リリカルなのはViVid 第3話「本気の気持ち」

2話の感想飛ばしちゃいましたが、話数を追うごとに良くなっている感。1話の時点では不安もありましたが、安定コースに乗ってきましたかね。今回、制作会社もキャラデザの雰囲気もちょっと変わったわけですが、1話の時の感想にも書いたように「なのはの雰囲気」は継承しているように感じられるのです。加えて、アニメオリジナルな場面もうまい具合に入れているのはポイント高いかなと。


さて今回、ヴィヴィオとアインハルトの出会いの回でした。ヴィヴィオは聖王のクローンではありますが、別に本人ではないしその記憶もない。一方、アインハルトは覇王の記憶を受け継いでいるということで、両人の認識というか、背負ったものには差があるんですよね。ただ、そのズレを表現しつつも、「拳で語り合う」ことによって友情が芽生えていくと。ここのところの流れは好きですよ。前世の記憶がどうこうというのはやっぱり好みです。バトルシーンも迫力がありました。もっとも、いよいよどの辺が魔法少女なのか分からなくなってきてはおりますが。一応身体能力の強化に魔法を使っているからOKか……。


絵的な面で言うと、いつも以上に目が大きい……のはともかくとして、やっぱりオッドアイってカラーで見てると違和感ありますね。マンガだと白黒なんであまり印象ないのですが。アインハルトもオッドアイですが、彼女の場合は色彩近いのでそれほど目立たないとして、やっぱりヴィヴィオは目立ちます。まあそれはそれで主人公の特別感があるので良いかなあ。


そんなこんなで評価が上がりつつある本作ではありますが、なのはファン的には、なかなかとらえどころが難しい作品であるとも思います。一応時系列的にも正式な4期なんですが、やっていることは番外編とかスピンオフみたいな話。正史にしてはちょっと「軽い」気がするんですよね。もっとも、それを言ったらそもそもStrikersの時点で色々と方向性が変わってしまったので、いまさらかもしれませんけど。