めでたくて、少々哀しい日経2万円

日経平均終値、15年ぶりに2万円の大台を回復(読売新聞)


先日、場中に一時超えたことはありましたが、日経平均株価終値で2万円を超えるのは、記事タイトルにもあるように15年ぶりだとか。僕が株を始めてからは初めて見る光景になります。一度、小泉景気の際にうかがおうかという勢いも見せましたが、1万8,000円ほどで力尽き、リーマンショックでまた低迷。それがここ2年、アベノミクスの勢いに乗って、ついに突破となりました。もはや二度と見られない幻の数字ではないかとさえ思ったものですから、まずはめでたい。


では、何が哀しいのかというと、僕の成績が振るわないことが哀しいのです。ここまで今年の成績はほぼトントン。2月頃のマイナスからはなんとか抜け出しましたが、なんで日経平均がこんなに上がっているのに持ち株は上がらないのか。自分はこんなに下手だったのかと落ち込んでます。まあ、大型株ばっかり上がっているので、なかなか個人好みの小型株に回ってきてないという事情はありますが、だったら大型株を仕込んでおけばよかったわけで、結局下手だなあと。


ついでに言うと、これだけ株価が上がってくると、だんだん割安高配当な銘柄が見つけにくくなってきたのも哀しいところ。当然といえば当然なのですが、割安で配当の高い銘柄をじっくり仕込んでいくタイプの投資がしにくくなってきました。どうしたものか。自分はどちらかと言うと、もっとじっくりな相場のほうが得意なので、上昇が早過ぎると置いてかれてしまいます。


とはいえ、嘆いてばかりもいられないので、今日の寄りで日経平均レバレッジETF(1570)に飛び乗り。半ばやけっぱち的な購入でしたが、とりあえず今日の時点ではプラスになりました。今年最初から全部これにしておけば楽勝でしたよね……。まあ頑張りましょう。