Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 第14話「コルキスの王女」

今回はオリジナル要素多めでしたね。


まずは序盤、凛と士郎の協力継続と、イリヤに助力を申し出るという今後の方針が定まります。2人ともサーヴァントを失ったのによく意欲が落ちないものですよねえ。僕だったらこの時点で諦めて教会……は潰されたので、自宅に引きこもりですよ。遠坂家なら防御はあるでしょうし。


さて、それはそれとして、キャスターの最初のマスターの姿が明らかになったのでした。ぱっと見る限り、中東の富豪っぽい人。原作では全然そんな話はなかったと思いますが、こういうのはやっぱり奈須さんの了承を得て描いてるんですかね? その魔術は、生贄を使った残酷なもので、キャスターは効率の悪さに不機嫌。キャスターも冬木の人々の生命力を吸っているので残酷なのは変わりないのですが、一応最大限にエネルギー効率を良くしているということなのか。良かったね、冬木の人たち(いや良くない)。


マスターに進言するキャスターですが「次元が違う」とか、明らかに煽るようなことを言ってしまうのは、キャスター側にも破綻の責任があるような感はありますね。ま、どのみち上手くはいかなかったのでしょうけど。ランサーが現れてからの成り行きは省略されちゃいましたが、一応OPにあるからそちらを参照、てことなんでしょうか? もしかしたらBDで追加とかあるのかも?


一方舞台はアインツベルンの森へ。士郎は優しく弾いておいて、凛には手厳しいイリヤのお茶目には笑えます。これ、最初から凛が突っ込んでいたらどうだったんですかね。同じか。セラと微笑ましくケンカするイリヤも平和でよかったのですが、それもここまで。英雄王と、そのマスターの小物がアインツベルン城に侵攻し、哀れセラ、リズとも、一瞬のうちに倒されてしまうのでした。嗚呼……。やっぱりセラリズはプリヤ世界のほうが輝いてますよねえ。


次回、英雄たちの激闘。楽しみな反面、どうしても気持ちが重いところです。