Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 第13話「決別の刻」

さて、3ヶ月待ったFateです。そうそう、凛とアーチャーがキャスターの元へ向かったところまででしたっけねえ。その夜のうちに一気に教会に乗り込むのかと思いきや、なぜだか凛は寝ていて、攻めこまないうちに朝になりました。はて、キャスターと葛木が柳洞寺に見当たらなかったので、探していたということなのかな?


アーチャーは言います。凛は後悔をせずに自分の道を突き進むことのできるタイプの人間であると。それは本人にとっては当たり前のことでも、他者から見れば眩しいものであり、同時に妬ましいものでもあるでしょう。士郎はそんな凛に、純粋に憧れを抱いているわけですが、むしろ、憧れと同時に嫉妬も感じる桜のほうが普通の人間的な反応のような気もしますねえ。


なんだかんだで夕方に教会にやってきた凛とアーチャー。朝から今まで何をやっていたのでしょうか。士郎も含めて謎です。やっぱりなんとなく気配を追って探していたのですかね。


そしてキャスター陣営との戦いへ! というところで、そう、悲しいアーチャーとの決別が待っていたのでした。悲しいも何も、アーチャーが裏切っただけといえばそうなんですがね。彼への信頼厚かった凛の衝撃たるや、いかばかりだったでしょう。表面的には気丈にしていても、士郎の一言で流れ出す涙がまたね。これがゲームのテキストよりもアニメの力でグッと来ます。それでもアーチャーを「倒す」ではなく、「取り戻す」という言葉を選ぶあたりが凛なんですよねえ。


「俺、ほんとに遠坂のこと好きだぞ」


物語の中盤でまっすぐに告白しちゃう士郎がこちらもまた士郎らしいところでありました。ああ、これは本当に凛ルートなのですねえ。当然ですが。


OPとEDはまだこれと言って印象に残らず感。EDはイントロだけでKalafinaさんと分かりましたけどね。


さあて、前半スロー気味だっただけに、怒涛の後半が楽しみです。