アイドルマスター シンデレラガールズ 第6話「Finally, our day has come!」

いよいよニュージェネレーションのデビューへ。歌の録音にダンスの練習、そしてラジオでのPRと、様々なイベントをクリアして、ミニライブへと向かう3人でしたが……。


いやね、今回は途中から見ているのが辛かったです。まずは、ライブでうまくやれるか、失敗しないかという緊張感のため。そして途中からは、プロデューサーの「大丈夫だと思いますが」という言葉で読めたラストの辛さのために。


最初にバックダンサーとして大きな舞台を経験してしまったからこそ、膨れ上がっていた期待が、現実の前に失望へと変わってしまう流れが本当に痛い。特に、その象徴となったのが未央でしたが、ライブ時の表情の暗い演出からして、卯月や凛にも似たような思いはあったのでしょう(未央のテンションに引っ張られた部分もあったでしょうけど)。


もちろん彼女たちも、理屈で説明されれば分かるはずです。前回の観客はあくまでみかねぇたちの人気あってのことで、新人のニュージェネレーションにそんな急にお客が入るわけがないのだと。とはいえ、ここまで順調に来すぎていたアイドル活動。それがゆえに大きな期待をしてしまったのを責めるのは酷なのかもしれません。未央の「アイドル辞める!」というのはさすがに言い過ぎ(脚本で言わせすぎ)と感じましたが、クラスの友人を呼んだ手前、どうにもいたたまれなくなってしまったのでしょうねえ。あとは、プロデューサーの説明ベタが再び露呈してしまった感もありました。このプロデューサーも、悪い人ではないんでしょうが、もうちょっとこう、何とか上手くならないもんですかね。どうやら彼の過去には何やら失敗があったことも匂わせていましたが?


ラブライカの二人が、同じ条件でも充実感を漂わせていたのに対して、あまりにも明暗のわかれる事態に。ステージ自体は失敗ではなかったのですから、早く立ち直ってもらいたいものです。


さて、ストーリー面とは離れて、今回ちょっと面白かったのは3人の自室の様子。例によって未央がオレンジ、凛が青、卯月がピンクでまとめてました。3人のテーマカラーとして配置しているのはわかりますし、似あってはいますが、現実的にはそこまで服も部屋もひとつの色にそろえないだろうなと思ったり。