ユリ熊嵐 第5話「あなたをヒトリジメにしたい」

朝目覚めたら銀子とるるが引っ越してきていた! 紅羽じゃなくても驚く展開です。「あなたのおそばに引越しそば」というベタなシャレもあんな笑顔で繰り返されると面白い。紅羽は「出て行って」と叫んでましたが、どうもそのまま住み着いたようで。


紅羽は、自分とかかわると透明な嵐に狙われることになるからと2人を離そうとしますが、驚いたこと第2弾で、これまで冷たかったクラスメートたちが紅羽に謝って、花壇づくりを手伝いだします。いったいどういう風の吹き回しか陰謀かと思いきや、やっぱり陰謀でした。彼女たちにとって紅羽が「排除すべき悪」なのは変わらず。だったらなんで周りくどいことをするのかと思いますが、一度希望を持たせておいて突き落とすという手法でしょうか。単なるいじめ以上に性根が悪いなあ。


一方、銀子とるるは胃袋から紅羽を落とす作戦を決行。ようやく学校と紅羽の家以外の街の光景が出てきました。その名も「ユリストア」。そして彼女たちが持ってる雑誌は「GauGau」 もはや何も言いますまい……。裸エプロンに加え、塩辛とナポリタンで紅羽を籠絡しようとしますが、残念ながらかなわず、キッチンでもお風呂でも、銀子の妄想だけが増えていくのでした。銀子さん、もっとおとなしいキャラだと思ってたのに、こんなんでしたか。いや、笑いましたけどね。「はい銀子、とろりん新巻鮭」と。


そして今回のユリ裁判。紅羽イジメを主導する針島薫を食べて紅羽を守りたいと主張する銀子たち。それは口実ではないかと指摘する検察官が、初めてまともな仕事をしてましたが、銀子たちの決意の前に今回もユリ承認。


さあ、これで薫もさよならか。悪役とはいえ、これだけ出演してたキャラを食べちゃうというのはちょっと抵抗感あるなあ、なんて思っていたんですが、まさかまさかの罠展開とは!? こっちのほうこそ「クマショ〜ク」ですよ。なんでバレたのだか。


今回は銀子と紅羽の幼少期の出会いについても語られましたし、意外と分かりやすくなってきて、地道に評価上昇中です。