アイドルマスター シンデレラガールズ 第2話・第3話

2話まとめていきます。いよいよデビューということで、346(美城)プロダクションを訪れた卯月たち。前作765プロは小人数の家庭的な雰囲気でしたが、今回は打って変わって大企業ですね。765プロのメンバーに人気があるのは間違いないんでしょうが、プロダクションの力関係ではこちらのほうが上そう。なお、ほんとにプロデューサーなのかと少し疑っていたプロデューサーでしたが、さすがに詐欺ということはなく、ちゃんとこの大企業の社員だったらしいです。プロデューサーというのがどの程度の地位なのかいまいちつかめないのですが、なんか専用っぽい部屋もありましたし、あれで周囲からは有能と目されているのでしょう。今後その実力が見えてくるのか?


さて、ビルの入口でちょうど元気っ子の本田未央とも出会って、これでメインとなるであろう3人組が完成しました。年齢は凛が下なのに、呼び捨ては変わらず。マイペースです。さらに、シンデレラガールズプロジェクトのメンバーとも挨拶。皆さん個性的なことで……。卯月が一番まともに見えますよ。それにしても、猫とかヴァンパイアとか、あれ、無理矢理でもキャラ付けしないといけないんでしょうか。一応現実よりの世界観なので、こう言ってはなんですが、ちょっと痛々しく見えてしまうところも。「無理なキャラ付けと素の自分の間で悩む少女の図」なんてエピソードがあったら面白そうなんですけどね。


で、卯月たちは、いきなり人気アイドルグループ(らしい)、城ヶ崎美嘉のライブに出演することに。いきなりの舞台に気合を入れてレッスンに励みますが、いざ本番を迎えると、そこの緊張感がすごい。自ら「本番に強い」と楽観的だった未央が一番危なそうだったというのも印象的な描写でした。これはダメかな? と思わせる流れ。ただ、彼女たちはなんとか立て直します。凛の激励が聞いたのか、フライドチキンの掛け声が良かったのか。良い感じで開き直れましたね。「本番に強い」は嘘じゃなかった。


ライブシーンは力が入っていて、歌も踊りも観客も、盛り上がりが伝わってきました。無事に終了した時の彼女たちの喜びが伝わってきて、「これぞアイマス」と思わせる感動でしたよ。努力して、協力して、勇気を出して成功をおさめる。シンプルながらも美しく熱い構図でした。うんうん。