Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 第10話「五人目の契約者」

――体は剣で出来ている――


冒頭、凛の見るアーチャーの夢から……って、読み方「つるぎ」なんですか!? ずっと「剣」だとばかり思っていたのに。なんてことだ、なんてことだ。


さて、気を取り直して。士郎と凛はひょんなことから、葛木が柳洞寺に住んでいることを知ります。おまけに許嫁と称する謎の女性も住み始めたとか。怪しい、これは怪しい。ということで、凛は試みに威力偵察を提案するのでした。士郎は躊躇していましたが、これは凛のほうが正しい見解と言えましょう。何しろ戦争において疑わしき相手がいるのならば、のんびりしてはいられません。セイバーもそこは承知しているので、同行を承諾。あいにく小雪の降る中を、3人は待ち受けるのでした。……雪の中でも超ミニな凛の根性も見上げたものではありますが、見ている方が寒々しいので、たまにはズボンでも良いと思いますよ。それとも、ひょっとして魔術で足を温めているのでしょうか……?


そして明らかになるキャスターのマスター、葛木宗一郎。予想外の強さでセイバーを返り討ちにします。おそらく凛の計算では、キャスターにセイバーをあて、自分と士郎が葛木にかかれば勝てるということだったのでしょうが、これで一気に見込みが狂うことになりました。なんでアーチャーおいてくるんですかね、ホントにもう。心の贅肉が過ぎるってものですよ。せめてバーサーカー戦の時みたいに遠くに待機させておけばよいものを。


この危機に踏ん張る士郎。


「俺が倒れたら遠坂が死ぬ……。それは駄目だ」


倒れる凛を見て決意を固めるカットが良かったです。凛ルートらしくなってきたじゃないですか。そして、全力を振り絞っての投影魔術。主人公らしくかっこ良い奮闘でした。頑張りましたねえ。


さて、これで10話ですか。0話1話が長かったので、実質的には13話分くらい見ている計算ですが、今期はどこまでいくのかなあ。


ところで、今回のEDは何故かいつもとテロップの順番が違いました。最初の切嗣と士郎のところでキャストじゃないんですね。何か意味があるんでしょうか? 単なる気分転換とか?