西武がルブラン、セラテリの2選手を獲得(日刊スポーツ)


成績と分析は「野球狂の野球を楽しむブログ」さんに丸投げとしまして。


【新外国人分析】西武ライオンズが獲得のウエイド・ルブラン投手を数字で分析(野球狂の野球を楽しむブログ)
【新外国人分析】西武ライオンズが獲得のアンソニー・セラテリを数字で分析(野球狂の野球を楽しむブログ)


まず先発左腕のルブランについては、そのフランス系と思われる名前が印象的。「ルパン」を書いたモーリス・ルブランと一緒ですね。肝心の実力については、技巧派左腕とのこと。数字を見る限り微妙というか、どうなんですかね。メジャーでも通算21勝、また、今年の成績も悪くないので、そこそこ通用するんでないか、とは思いますが、爆発的な活躍も見込みにくいタイプ。まあ、西武の場合先発は比較的充実しているので、「ローテの5、6番手を争ってくれればよい」レベルの期待値ですみます。上手く日本野球にハマってくれると良いですね。


一方、セラテニの方はスイッチヒッター。1、2番タイプのようです。今西武に必要なのは強打の三塁手と考えていたので、これにはちょっとがっかり。加えてメジャー経験なしというのが引っかかりますね。「メジャー経験があって一発のある選手」を目指すとランサムになってしまうんでしょうか……。マギーやグリエルとまでは言わないまでも、せめてルナとかラッツとか、そのレベルの選手がほしかったところなんですけど。


イメージ的には「若くてスイッチで足の遅いヘルマン」。とはいえ、そこそこメジャー経験豊富だったヘルマンとは「格」が違うようにも見えます。良い点は、ヘルマンよりは長打力がありそうだということ。3Aで最高17本打ってますね。理想は1番サードで2割8分の15本、出塁率3割7分くらいをマークしてくれればと。


ただ繰り返しになりますが、やっぱり期待した強打者とは違いますね。外国人選手はシーズンになってみないとわかりませんし、もちろん期待はしますが、この補強戦略で良いのか?という感じです。中島資金、小谷野資金とは何だったのか……。