Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 第8話「冬の日、心の所在」

一人丘の上、体が剣に変わっていく悪夢を見て目覚める士郎でした。文章だけでも不気味でしたが、映像になるとなお嫌ですね。


それでも、気を取り直してセイバーとの修練の後、学校へと向かいます。もはや怪我の治りの早さは誰も追求しません。どうも士郎自身、それが当たり前だと思ってるフシがありますね。自分だけならともかく、他人にも同じレベルを要求しそうで怖い。


で、お昼に凛に呼び出されました。ここでござるござる言っているのは誰でしたっけ。そんなキャラが原作でもいたような気はしないでもないのですが、記憶が曖昧でござるよ。凛もだんだん学校の中で本性が出てきましたが、無理にお嬢様ぶるよりも、そっちのほうが本人にとっても良いんじゃないでしょうか。自然体で。


前夜のアーチャーの行動について詫び、令呪でアーチャーをとどめておいたという凛。そもそもどうやってアーチャーの行動を聞き出したのか少々謎ではあるのですが、最初の令呪の強制力がきいたのでしょうか? ただ、アーチャーを置いてきたのは凛らしからぬ(ある意味凛らしいうっかりでもありますが)失策でしたね。セイバーを連れてこない士郎に怒っていたのはどこにいったのやら。慎二に対する警戒の薄さもまたうっかりで、今日はうっかり続きの凛なのでした。


そうこうしているうちに結界が発動。キャスターのゴーレムに襲われたところで、士郎は令呪を使ってセイバーを呼び出したのでした。原作覚えてませんでしたが、ここでもう2つ目の令呪使ってましたか。どうも令呪って、その性能の割には不遇な使われ方の印象があるのですが、これは有効な使用法でしたね。瞬間移動でやってきて敵を蹴散らすセイバーがかっこ良い。


調子に乗っていた慎二でしたが、このルートでのライダーはあっさり殺されてしまう運命。ガシガシと凛に踏みつけにされ、羽虫呼ばわりの慎二が哀れながらに当然の報いですなあ。


ラスト、落ち着いている士郎に疑問の凛に「死体は見慣れている」と。そう、あの10年前の災害の時にですね。一方、正統派な魔術師でありながらも、まだ修羅場は不慣れな凛。この二人の対比が印象的でした。


それにしても、桜はこれ、本当に昏倒してるんでしょうか? 彼女の魔力からすれば防げたんじゃないかという気もしますが、倒れたふりという可能性も? まあ、急だったので油断してやられたという可能性もありますが。