SHIROBAKO 第6話「イデポン宮森 発動篇」

こじれにこじれていた「えくそだす」8話の作監問題ですが、「イデポン展」をきっかけに遠藤と下柳は和解するのでした。普通のファンでも、それぞれ印象に残っているアニメがあるはずですが、やっぱりアニメ制作者ともなれば、それ以上に思い入れが深いものがあるのでしょうね。それが彼らにとっては「イデポン」でした。元ネタは言わずと知れたイデオン……と言いたいところですが、僕は見たことがないのであまり偉そうなことが語れなかったりします。むしろイデポンと言われるとイ・デホを思い出すくらいで。でもまあ多分、彼ら(太郎を除く)が語るような面白くて深い作品なのでしょう。


なお、偶然とはいえ和解を影でサポートした瀬川さんは「ビューティフルドリーマー」がお気に入り。こちらは固有名詞ではないので名前を変えなくても良いのかな?(「うる星やつら」と入れたらアウトなんでしょうけど)。そして、あおいは「山はりねずみアンデスチャッキーですっ!」。マイナー作品らしく、さしもの瀬川さんも「へぇ」と受けるのが精一杯でした。そう言えば4話で歌ってましたね。♪あ〜んで〜す山脈のちゅうーふくに〜♪ と。


なんだかんだでようやく問題解決して、少しは肩の荷が下りたあおい。


「みゃーもりはアメとムチ持ってるよね」と「向いてるよ、制作」と評された彼女は、少々頬を膨らませながらも、内心結構嬉しかったんじゃないかなと思う次第です。


さてところで、今回はその背景でしずかや落合の様子も描かれてましたね。オーディションは絶望的も、舞台を見て目を輝かせるしずか。うん、こういうのは本当、根っから声優志望の子なんだなと思わされます。一方、他社の応援(?)を頼まれていたのが落合。スターリングラードインパール……どっちも嫌すぎるなあ。この話も今後大きくなっていきそうですね。