ソードアート・オンライン? 第3話「鮮血の記憶」

学校ではイジメにあっていたシノンこと詩乃なのでした。イジメというよりは恐喝ですかね。ゲーム内ではあれだけの勇気と強さを見せていた彼女だけに意外でしたが、実はイジメグループは、彼女の弱みを握っていたのでした。かつて、郵便局強盗に巻き込まれ、犯人を撃ち殺してしまったという過去。もちろん正当防衛ということになったと思いますが、それによって銃のイメージに対するパニック発作を生じてしまったと。ふむ、たしかにこれだけの事件があれば、本当に病気になってもおかしくなさそうです。その意味ではリアル感ありますねえ。


彼女をイジメから助けだしたのが新川君。友人であり、彼女をGGOに誘った張本人でもありました。明らかに彼女に対して好意を抱いているようではありますが、詩乃の方も、彼のことを嫌いではないにしても、いささか愚痴っぽいところが評価しかねるというところでしょうか。もっともそれ以前に、詩乃は自分自身のことで目いっぱいなのかもしれませんけどね。


家に帰った詩乃が引き出しから取り出したのはモデルガンですかね? まさか実物ではありますまい。おそらく時折それを手にとってみて、時分の症状を確認しているのでしょうが、今回も進展はなし。一人暮らしで、電話で話していたのも祖父ということで、母親との仲が心配になります。


そしてラスト、デスガンらしき人物の次の狙いはシノンに? ……というか、どう見ても操作しているのが新川っぽいのですが、そのまま予想通りだと安直にすぎるという感がありますよねえ。まあSAOだし、と言ってしまえばそれまでなのですが。