残響のテロル 第2話「CALL&RESPONSE」

今回の第一印象は「おお、警察が結構有能だ」。ちゃんと色々分析して操作を進めていますね。当たり前といえば当たり前なのですが、下手な作品だとまず動画サイトの「スピンクス」が怪しいと気づくことにすら時間をかけそうなものですから。彼らからのなぞなぞに対してもちゃんと対応しようとしてましたし。もっともあれ、謎掛けというよりも、単に住所をそのまま数字にして入れ替えているだけではないかと言う気もしないでもないですが。答えが「人間」というのは有名なので、警視庁に答えを教えるおせっかいな電話がじゃんじゃんかかってそうです。というか、さすがに警察の人が知らないのは違和感が。


一方、ナインとツエルブの2人は地道に爆弾を作り、ナインが出前と称して警察署に入り込むのでした。こういうことをやられると、むやみに警備が厳しくなって、多くの人が迷惑するのです。けしからんですな。爆発の規模を抑えているところからして、殺傷が目的ではないのでしょうが、そうは言っても許しがたい犯行なので、やはり今作は警察を応援する見方で行くのが、少なくとも今のところは良さそうです。


意外だったのは三島リサをそのまま泳がせていたことで、てっきりそのまま拉致監禁するのかと思ってましたが、彼女は喋らないと踏んで離したのですね。まあ、行方不明になればさすがに問題にはなるということもあるのでしょう。とはいえ、これは2人にとってもかなりリスクの高い行動のような気もします。なんかの勢いで喋っちゃう、ということも結構ありそうなものですけどねえ。