宇宙戦艦ヤマト2199 第10話「大宇宙の墓場」

ワープの途中で次元の狭間に迷い込んでしまったヤマト。こういうのがあるからワープというのは怖いイメージがあります。まあ、イメージも何も現実ではワープ航法は存在しませんが。抜け出せなかった船が残骸となってさまよっているのは怖い。むしろこの状況でのヤマトクルーの落ち着きが大したものと言えますよ。それだけ、自艦と艦長に対する信頼が厚いのでしょう。


そして、ガミラス人との初めての邂逅。姿形がほとんど人間と変わらない、というよりも、人間そのものであることに驚きを隠せないヤマトの面々でした。これは当然ですよね。他の星で進化し育ったはずなのに、なぜ地球人類と同様なのか? このへんの設定説明が今後あると嬉しいところ。


ガミラス艦とヤマトは協調して脱出を図ります。相手を信じる。それしかありませんが、ちゃんと連絡員という名の人質を残すところはお互いに分かっていらっしゃる。残念ながら、さすがに無条件で信頼できるほどの関係ではないですしねえ。


ガミラス艦のディッツ提督は信義に厚い男でしたが、それだけに、堂々とヤマトと戦って欲しかった。味方に砲撃されて撃沈とはあんまりにひどいというものです。ヤマトに残ったメルダはこれからどうなるのでしょうか……。