宇宙戦艦ヤマト2199 第7話「太陽圏に別れを告げて」

さらば太陽系。今回は戦闘はなく、あらためて地球への別れをめぐる艦内事情が描かれました。それぞれの故郷への、そして家族への思い。それにしても、タイムラグなしであれだけの通信ができるのはすごいものです。


いろいろありましたが、一番印象に残ったのは砲雷長のメガネ君、ええと、南部君ですか。良いところのお坊ちゃんらしい彼ですが、見合いを断り心に決めているのは森雪さん。う〜ん、報われない未来ばかりが見えて今から可哀想ですが、何かしらの救いはあるのか、注目したいところです。


その森ですが、ヒロイン度がどんどん高くなってますね。視聴前は、まさかこれほど魅力的なキャラだとは予想してませんでした。こんな美人が近くにいては、憧れている隊員も男女問わず多そうです。その上、一年以上前の記憶が無いとか、本人にとっては大変ですが、おいしい設定まで抱えているとは。となると、森雪という名前もあとでつけたものかもしれませんね。ただ、ヤマトのクルーをこなすくらいですから、能力は高いものがあるのは間違いなく、以前からかなりの教育を受けていたものと思われますが? やはり宇宙人の親戚なのでしょうか。


あとは沖田艦長と徳川機関長のやりとりがしんみり。二人は長年の戦友なのですね。これまでは冷静で有能な指揮官としての面が表にでていた沖田ですが、わざわざお酒を探していたところに人間味も見えました。こういうシーンをちゃんと入れておくのが上手い作品ってものですよ。