魔法科高校の劣等生 第2話「入学編 2」

う〜ん、どうも入学早々ねちねちとした展開が続きますね。1科生と2科生との間で差別構造があると。まあそれは分からないでもないとして、だからといってあそこまで露骨に態度に出しますかねえ。一般生とはまだしも、生徒会の副会長があんなんでは、それこそ会長の任命責任が問われそうなものですよ。


で、達也はその副会長とさっそく模擬戦を行い、あっという間に叩きのめすのでした。う〜ん、しかし、この盛り上がらなさというか、しらけてしまう感じは何でしょうか。主人公の強さを見せようとするがあまりに、相手を小物に設定しましたという恣意的な感じが目につく&鼻につくのです。まあ、これはこれで作品の味、という風に見られる日が来るのかもしれませんが……。


ところで、風紀委員長の弁当について、達也は「指に怪我をしているから、料理をしていることは意外じゃない」というような評をしてましたが、これは一体どう解釈すれば良いんでしょう? 普通、料理のうまい人はそうそう怪我をしないでしょうから、矛盾している気がします。まあ、料理をしているけれどもまだ初心者なんでしょうね、くらいの意味合いだったのかもしれませんが、微妙にわかりにくいなあ。