咲-Saki-全国編 第10話「仲間」

前回の後半から引き続き、宮守女子・姉帯豊音の独り舞台に。追っかけリーチ技が知れ渡ったと見るや、今度は鳴きを連発しての裸単騎待ち作戦に切り替え、場の雰囲気を支配していくのでした。姫松はちょっと確認にこだわりすぎたんじゃないですかねえ。優位な立場だったのですから、そうなんどもリーチを試す必要はなかったのではないかと。そこはやはり大将戦のプレッシャーなんでしょうか。


そして、咲では恒例とも言える回想シーンは宮守女子のターン。豊音とエイスリンがチームに加わる一幕でした。以前、豊音が電車に乗って初登場した時にちょっと流れがつかめなくて困惑しましたけど、ここからつなげるためだったとは。回想同士でつなげるというのはちょっと荒業ですが、上手いなと思いましたね。しかし書類上は転入済みって、出席日数とか前の学校での立場とかはどうなっていたのか。謎が大きいです。


さて、まだまだ底を見せない豊音に対して、永水大将の……ええと、岩戸霞ですか。永水はみんな巫女服着ているぶん、チームとしては覚えやすいですが、個人としては薄墨初美以外印象に残りにくいのですよ。ともかく、その霞さんも本気を出してくるようです。咲はなんだかんだで平然としてますし(意外と麻雀に関しては図太いというか、根本のところで自信を持っているので動じないのですね、彼女は)、なんといっても主人公なのでこれから活躍もありそう。


となると、姫松の末原恭子が苦しい立場になりそうですが、そこは凡人の気合でカバーして頑張ってもらいたいところ。和は結構初美の打ち方を気に入るんじゃないか、なんて思ったりしました。