咲-Saki-全国編 第3話「始動」

なんだかこう、回想だったり合宿だったり大会だったり、色々と混じっていて状況の判別にやや戸惑う作りではありました。大会も、あっという間に一回戦突破してましたし。後の戦いに備えてのことなんでしょうが、ちょっと拍子抜けでしたね。とはいえ、長野代表の思いを胸に2回戦に向かう優希の姿を見ていると、こちらの気持ちもいよいよ盛り上がってまいります。


さて、話を最初に戻しまして、和のちょっと過去話から。中学になって穏乃たちと疎遠になっていた和。そういえば、穏乃と憧も中学が別で離れていたような描写が阿知賀編でありました。ずっとべったりよりも、そっちのほうが現実味を感じさせる話ではあります。そして長野に引っ越して優希と出会うと。


「小学校の頃の友達二人にちょっとずつ似てるって」


特に憧の小さい頃は優希に似てましたよね。単にキャラの描き分けの問題かと思いきや、よもやこういう流れで持ってくるとは。後付なのかも分かりませんが、恐れいった伏線ですよ。さらに、名前を忘れた「すばら」の人が中学で一緒だったという衝撃の事実。咲世界の広がり、侮りがたしです。


インターハイの合宿では、前回登場したマホが、咲たちを相手に嶺上開花を決め、大器の片鱗を見せます。得意技を真似された咲は「この子、何?」と驚愕しますが、周囲からしてみれば「そっちこそなんだ」と言いたくなるところでしょう。まあ、前回も書いたようにマホは今年の大会には出られないわけで、次年度部員となるにしても随分先の話ではありそうです。


EDはおなじみSDキャラの賑やかバージョン……って、今回は清澄キャラはいないのですか。にしても、声優さんの数と豪華さがいよいよすごいことになってきますね。