WHITE ALBUM2 第13話「届かない恋」

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。


などと言いつつ、しょっぱなから去年のアニメの最終回感想なわけですが、秋アニメで一番楽しく(かつ、三角関係に震えつつ)見ていたホワルバ2も終了となりました。


ここまで来るとあらためて語ることも少ないのではありますが、「やっぱり雪菜でしょ」と雪菜派の自分としては再確認する次第でございましたよ。別にかずさ嫌いってわけでもないんですが、どうも、原作プレイ時から取り立てては惹かれないんですよねえ。今回は春希とかずさが結ばれてからのお別れまでを描きつつも、雪菜の心情に寄り添ったシーンも多くあるのは嬉しいところで、アニメでの新規視聴者にも配慮したモノローグ「そんなわけ、ないじゃない!」と、号泣するカットも良い追加だったと思います。「かずさほど真剣じゃなかったよ」だけだと、これを真に受ける人も出ちゃうかと思ってましたもので。雪菜が春希を大好きなことは間違いないので、そこは押さえておきませんとね。


春希ですが、彼のことをひどく言う人も多いようです。いやま、分かるんですけどね。ただ個人的には、さほど悪くいう気にはなれません。それは、主人公なのでどうしても感情移入する(ゲーム上の春希一人称だと特に)ということもありますし、なにより彼を悪くいうことは、雪菜やかずさに対しての冒涜にもなると思いますのでね。文句を言いたい点もあるんですが、春希は春希で頑張ったとは思いますよ。


さて、総じて原作ファンとしても納得のアニメ化だったと思います。多少尺に苦労していた感もありましたし、作画もあと一歩欲しいところでしたが、そこはしょうがないとして。動いてしゃべる彼ら彼女らが見られるというのは、それだけで嬉しいものでした。


ただ、これはあくまでゲームの序章にすぎないところで。これで終わったらあまりに中途半端で悲しすぎるところではあります。雪菜ファンとしては特にね。第2期を期待、というより切望してなりません。CCを2クール、codaも2クールで両方のルートをやるくらいでよろしくお願いします。


ともあれスタッフの皆さん「一旦」お疲れ様でした。しつこいようですが、また会える日を待っております。