新アニメのいくつかについて

今のところリトバスとホワルバ2くらいしか語ってないので他の作品について遅ればせながら雑感です。キルラキルを除いては初回しかチェックできてませんが。


キルラキル
うん、勢いがあって面白い。ノーマークでしたが、テンポが良いので目が離せません。30〜40年前のアニメみたいなレトロ調がはまってますね。なにかガイナックスぽいなあと思いましたが、違いました。しかし、監督が今石洋之さんとあらば納得です。……「そういえばガイナックスって最近なにかやってたっけ?」と一瞬考えこんでしまいましたが、C3部がありましたね。いや、もう記憶から消えかかってました。


サムライフラメンコ
これもノーマークでしたが良さそうです。正義の味方に憧れ、実際になろうとする羽佐間の言動は常識はずれではあっても、決して歪んではいません。特別な力のない彼がヒーローであろうとするのは苦難の道でしょうが、それでも貫いてほしいと思わせるものがありますね。


コッペリオン
原発メルトダウンものですか。時流に乗って……と思いましたが、原作の連載は2008年からなのですね。となると、むしろ予言的であったとも言えましょうか。ただ逆に言うと、現実に原発事故が起きてしまった今となっては、ある意味陳腐化してしまった感も。それを乗り越えるだけの魅力があるかというと、少なくとも初回では感じられませんでしたねえ。あと、犬は野生化してもオオカミにはならないと思います。


境界の彼方
京アニだけあって作画は綺麗。キャラも可愛い。しかし、肝心のヒロイン・栗山未来さんの性格に大きな問題がある気がしますよ。たとえ不死であっても、痛がっていて、嫌がっている相手に斬りつけるのはどう考えてもひどすぎます。というか、普通に犯罪だと思います(完全なギャグとかならまだ別ですが)。はっきり言えば、この1点だけでもう視聴する気にはなれないのですが、なぜこういう設定脚本が通ってしまったかというのがちょっと不思議。


まあ、これが次第にヒロインがその罪を自覚して償うとかいう展開だったら納得しないでもありませんが、多分無いでしょうし。ああ、せっかくの京アニ作画がもったいない……。