終わったアニメいろいろ

新アニメも続々開始していますが、とりあえず終わった作品について。ざっくりと。本当はもうちょっと細かく語りたかったんですが、時期を逸したのでねえ……。


進撃の巨人
原作の魅力を損なわず、きちんとパワーアップしてくれた素晴らしいアニメ化でした。当初は「まあ原作知ってるし見ないでも良いかな」程度に思っていたのに、すっかり最後まで引き込まれてしまいましたよ。やっぱり立体起動は動いてこそ映えますね。唯一の難点は、序盤に少々作画の厳しい時期があったことですかね。商業的にも成功が固い作品なのに、リソースを十分に割かなかったのであろうかと、少々不思議に思うところではありました。


ダンガンロンパ
こちらはまったくのノーマーク作品でしたが、初回冒頭の不気味なモノクマのカットに驚愕し、その後も毎回ミステリアスな展開を楽しめました。黒幕が超高校生級の絶望で、苗木は実は超高校生級の幸運ではなく、希望であったという見事な対比。外の世界は滅びているという、意外なほど重い話でしたが、なるほど、アイドルグループが解散していたり、テレビ放映されても警察が動かないわけだと、納得させるものはあります。黒幕の江ノ島盾子の処遇をどうするかと思ってましたが、自ら嬉々として絶望のお仕置きに臨もうとは。サイコパス的な不気味さが出ていました。


それにしても、最後までこれといった見せ場もないままに終わった葉隠の存在感がある意味面白かったですね。そして最後といえば、不気味な笑いを響かせたモノクマ。彼は一体何者なのか。こうなると、2期も期待したくなっちゃいますよ。


とある科学の超電磁砲S
1期からかなりの期間をおいて始まった今作。その期待に応え、「sisters」編の出来栄えは素晴らしいものでした。とりわけ、クライマックスのアクセラレータとの対決は出色で、劇場版と見まごうばかりのクオリティで簡単堪能でございました。


ただ、その後は……。まあ、おまけという感覚でしたかね。やりたかったことは分かるんですよ。布束の救済と、sisters編ではいろいろ自分で抱え込んでしまった美琴の変化を見せようということで。でもちょっと安っぽさは否めなかったです。


トータルではすごく楽しめたことは間違いないので、原作たまったら3期も見たいですね。


Free!
最後まで見ましたよ。女性向き作品だったことは疑いないですが、京アニらしい細やかな作画に、シリアス過ぎもせずくだけ過ぎもしない、適度にしっかりした物語もキャラクター主導作品のツボを押さえてました。江ちゃんが可愛い、のは当たり前すぎるとして、男キャラの中ではやっぱり玲が良い味を出してましたねえ。


ラストは転校ネタかと思わせて合同練習の一コマと、なかなかうまいオチでした。