ダンガンロンパ 第12話「超高校級の不運が超高校級の殺人と超高校級の処刑と超高校級の絶望を引き寄せた理由」

長いサブタイトルですが、それにふさわしい(?)緊迫感と衝撃の展開となりました。まずは全員が記憶喪失だったという苗木の発見。これまでも何度か過去に彼らが出会っていたことが示唆されてはいましたが、どう解釈したものか迷っていたんですよね。ループものとするとメタすぎますし、前世とか生まれ変わりとか持ちだしては非科学的すぎる。しかしそうか、記憶操作ですか。つまりは第1話、苗木が目を覚ました段階で、すでに十分な時間が過ぎていたわけですね。まあこれも厳密に言えば非現実的ですが、物語内では十分に納得できる理由です。写真の中では仲良く過ごしている16人。この時間も見たかったなあ。


そしてもう一点、黒幕は死んだと思われていた江ノ島盾子であったという真実! 死んだのは双子の姉であった戦刃むくろで、実際なんで入れ替わりなどということをしていたのかはまだ分かりませんが、以前大神が「雑誌と雰囲気が違う」と言っていたのも伏線だったのですね。これはおそれいったなあ……。しかし、モノクマとは結局なんだったのか。高性能ロボットってことで良いのかな?


毎回楽しませてくれる本作ですが、いよいよ次回でラストですかあ。まだまだ、学園の謎は解き明かされたとはいえません。一体過去に何があったのか。江ノ島盾子の目的は何であるのか、最後まで要注目です。