とある科学の超電磁砲S 第8話「Item(アイテム)」

ほぼ全編にわたって、美琴とフレンダの激しいバトル。ほのぼの日常回も良いものですが、やっぱり本作はアクションが映えますね。


美琴の破壊行動を阻止すべく、施設が雇った仕事人「Item」。一体どういう意味かはまだ不明ですが、なかなか凄腕の傭兵部隊のようですね。例によってメンバーが少女ばかりなのは不自然といえば不自然ですが、まあそこはそれとしまして。前回僕が疑問に感じた「犯人が美琴とわかってるのなら捕まえに来れば良いんじゃない?」という問いもちゃんと発せられてました。どうも雇い主にはなんらかの思惑があるようで。


電撃使いである美琴に対して、縦横に導火線を張り巡らしつつの爆弾攻撃を仕掛けてきたフレンダですが、美琴は電磁力を駆使して切り抜けていきます。これには、様々な相手と戦ってきたフレンダも驚きの表情を見せており、レベル5の面目躍如といったところでした。いやあ、この前のアクセラレータとの戦いで、ちょっと実力を疑っちゃうところでしたからね。良かった良かった。


美琴の強さもさることながら、善人だか悪人だか割り切れない(と言っても善人ではないか……)不思議な愛嬌をもったフレンダも魅力な回ではありましたね。少なくとも今回は美琴のテロ活動を防止するフレンダという役回りなので、そこだけ見るとフレンダの側が正義と言えないこともない。面白い構図です。


ところで、美琴に対して有効な攻撃は弓矢(それも矢尻が石)じゃあるまいか、と思ったり。いずれにしても、軽装で防御は薄そうなのが見ていて心配になりますよ。