進撃の巨人 第1話「二千年後の君へ」

原作は概ね既読。一応アニメ版もチェックしておくか、くらいの気持ちで視聴してみましたが、予想以上に力の入ったアニメ化となっていました。立体機動装置の高速感、世界観を見事に表現した壁と町並み、そして何より巨人たちの大きさと恐怖感。さらに音楽もその迫力を後押ししていましたね。


お話の流れも早すぎず遅すぎずの理想的なテンポ。キャラ作画も、期待していたように原作よりもスッキリして見やすくなりました。原作のミカサはパッと見だけでは男の子だか女の子だか分からないような印象だったのですが、声の力もあってヒロイン度が上がっていましたよ。監督の荒木哲郎さんはデスノートを良作アニメ化した実績もありますし、今後のクオリティについても安心感がありますかね。


ただ、基本重くて暗くてちょっとグロな作品ですので、見ていて楽しいかというとちょっと悩んでしまいそうなところではあるかなあ。