咲-saki- 阿知賀編 episode of side-A 第14話「憧憬」

さてさて14話です。前回はひかりTVで見ましたが、今回は素直にニコニコ動画にしました。無料ですし、配信早いですしね。もっとも、アカウントがないので画面サイズが小さいのです。しょうが無いのでディスプレイ自体の解像度を落として、結果的に画面を大きくする方法で対処なのでした。


前回から引き続いた中堅戦は、白糸台・渋谷のラスト上がりを受けつつも、結果的には差が縮まった形となり、いよいよ副将戦へ。ここで力を見せたのが今まで下位に沈むばかりだった新道寺でした。エースで部長の白水哩を投入し、勝負に出ます。基本的な実力もさることながら、その能力は、自ら縛りをかけることで大将の鶴田姫子に倍の得点を送り届けるというもの。……もはや麻雀の能力ですらないような感がありますが。


一方、阿知賀女子で立ち向かうはやはり部長の鷺森灼。穏乃たちとは違い、和とは基本的に接点のない灼ですが、その分というべきか、晴絵への思慕の情と、その戦いを継ぎたいという強い思いがあります。部長としての責任感を次第に感じていく回想シーンは印象的でしたね。ただ、彼女の能力は今回も分かったような分からないような? ボウリングの残りピンの形がどうとか眼鏡の人が解説してくれていましたが、地道に強い能力ってことでしょうか。むしろ、その中で晴絵の古い打ち方を取り入れているという点がグッと来るところでした。


今回も見応え充分の30分。一応主人公のはずなのに、ここのところ地味すぎな穏乃も、衣の意味深なセリフで少しは存在感がたちました。大将を務めるからには元気だけではない実力があるはずですが、その披露も楽しみに待ちます。