たまこまーけっと 第6話「俺の背筋も凍ったぜ」

商店街の夏枯れを懸念して、お化け屋敷を企画運営する女子高生たちって、結構すごい気がします。普通だったらお客の入りなんて「大人たちが気にすればよい」程度に流しちゃいそうなものですが(ましてや、その大人たちも「夏はこんなもの」と許容しているのですから)、そこを盛り上げていこうとするあたりに、たまこ達の商店街に対する愛情と所属意識を感じるのでした。


そして完成したお化け屋敷は、スペースはさほどではないのに、なかなかの完成度。お客からの評判も上々と、ますますすごい。こんな若手の逸材がそろっていれば、うさぎ山商店街の将来も安泰ですかね。


なお、お化け屋敷づくりと並行して、今回は商店街に起きた数々の「怪奇現象」をめぐるドタバタの一幕もありましたが、まあこのへんは良く言えばほのぼの、厳しく言えばぬるい雰囲気のやり取りといいますか。流れとしてはいささか平板ではありましたが、作画演出の良さで見せてくれるのがいつもながらさすがではあります。


次回、いよいよ南の国の人が出てきて話が動いていきそうですね。商店街にあらわれる、お付きの子の活躍を期待しましょう(彼女の交通手段が気になるなあ)。