新世界より 第15話「残像」

真理亜と守を探して再び雪原をゆく早季達。そこで再会したのはスクィーラあらため野狐丸でした。表面的には丁寧ですが、相変わらずの胡散臭さを発しています。もっとも、それもまた人間側の偏見なのかもしれませんが……。


コロニーは2人も驚く立派な建物が並んでいました。人間社会でも簡単では無いコンクリート製とは。さらに、かつて独裁を振るってきた女王を幽閉し(画面ではよく分からなかったのですが、昏睡させる何らかの手術が行われたのでしょうか?)、「民主主義」に移行したといいます。前回富子が語った日本の人口が数万人でしたっけ? それに比較して、バケネズミは明らかに多い個体数。「神様の次」と謙遜してはいますが、実は同レベルかもしれない知能。これは覚が警戒するのも無理は無いところですが、果たして彼らはどう今後の展開に関わってくるのでしょうか。


とはいえ、喫緊の問題は真理亜と守です。スクォンクに尋ねても行方が知れず、サブタイ通り、2人の姿は残像のように遠くかすみます。そしてスクォンクが取り出した手紙は……。次回タイトルは「愛する早季へ」。予告の真理亜のセリフが切なすぎます。


今回はアップの絵が多くて、作画が節約気味でしたかね。まだ中盤なんですが、最後まで持ってくれることを願うばかりですよ。