ちはやふる2 第1話「はなのいろは」

1期終了から9ヶ月。千早たちのかるた部が帰ってきました! まずはめでたい。その名も「ちはやふる2」……って、ずいぶん直球というか単純に来ましたね。逆に珍しい部類です。ストーリーも、まさに1期の続きそのまま。2年制に進級した千早たちが、新入部員を勧誘するところから始まるのでした。かるた部に注目させるために、「見た目にメジャー感のある」千早と太一を全面に押し出す奏ちゃんが策士。


しかし、当の新入生を迎える段になって、部員間での考え方の違いがあらわとなるのでした。即戦力には成り得ない新人よりも、自分たちの個人戦団体戦を優先すべきという太一や西田。はたまた、歌への愛情が見受けられない人には入ってもらう必要がないという奏(だったら見た目作戦しなければよかったのに……)。とりあえず新入生5人は確保して部室を保持しようという駒野に、多くの人にどんどんかるたを伝えていきたいと考えている千早。ここで一枚岩といかないあたりが現実にもありそうな光景です。


集まってきた新入生は、いかにも太一ねらいっぽい女子ばかり。千早目当ての男子がいないのは少々不思議ではあります。歓迎会での一言が余計だったんですかね? そんな中、入部しそうな子が花野菫でした。彼女もかるたよりも太一に執心な子だけに、今後どうなることやら?


「わかってないなー。普通よりちょっと可愛いくらいのわたしみたいなタイプが、少女マンガでは主役になるのよ!」


た、たしかに。でも、そういう子って「普通」と言いつつ可愛く描かれてたりしますよね。ま、少女マンガにかぎらず、多くのアニメでもそうだったりしますけど。


「男が女に選ばれてどうすんだって思う。俺は、選んで頑張るんだ」


かっこ良い。かっこ良いですが……モテる人じゃないととても言えませんよね、こんなセリフ。千早が女の敵なら太一は男の敵かな(笑)。