ソードアート・オンライン 第23話「絆」

直葉は強いよね。なんか色々書こうかとも思いましたが、結局その一言に尽きるような気がします。悲しみもそう簡単に癒えるはずはありませんが、それでももう一度アルヴヘイムの世界でキリトと向き合い、彼を助けることが出来るのですから。


一方のキリト。自分が血の繋がった家族でないということを知ったのも、ネットゲームにハマった原因のひとつだと述懐していました。そして、アスナを救うまでは、まだ本当の意味で現実に戻り切れていないのだと。


「だから、今はまだスグのこと、どう考えていいかわからないんだ」


キリトなりには精一杯の答えなんでしょうけど、本命がアスナであることは明白ですので、少々欺瞞っぽい気もしなくもない。まあ、しょうがないか。とりあえず、桐ヶ谷家の崩壊は避けられたようなのでホッと一息でした。


そして後半は世界樹への再挑戦。レコンも頑張りました。ピンチに救援が駆けつけるのは、もうさんざんベタですが良いですね。作画と音楽も秀逸でした。この作画力を「新世界より」にも分けてもらえませんことか。


それにしても、せっかくたどり着いた扉も開けられないように設定してあるとは。無茶なゲームで。アスナの落としたカードが無ければ手詰まりだったわけで、展開としては上手く構成していると見るべきか、ご都合がすぎると見るべきか、微妙なところではあります。